SASTOPへ
■京セラ関連(京セラFAQページへリンク)■

◎京セラFAQよくある問い合わせへ-各種トラベルシューティング、設定等


・スキャナー送信の設定をしたい(PCフォルダーSMB送信)
・受信FAXをEメールで送信したい 
・ネットワークハードディスク(NAS)へスキャナ送信したい
・受信したファクス画像をパソコンへ転送して保存したい
・受信FAXをネットワークハードディスク(NAS)へ転送して保存したい
・プリンタ設定方法windws11
・プリンタ設定方法windws11以外
・ネットワークファクス送信を設定したい(Network FAX送信)
★動作しない場合、マイクロソフトVisualC++のインストールが必要★
・ネットワークファクス送信方法(Network FAX送信)
・本体にUSBを接続してスキャン

・その他TIPS
京セラSMB送信スキャナ設定

1、ネットワークの設定確認
(共有の詳細設定確認等)

2、アドレス帳登録に必要な情報確認
3、共有フォルダの作成確認
4、SMBアドレス帳登録
(コマンドセンタ)

5、SMBスキャナ送信先がNAS、サーバーの場合
6、トラブルシューティング
7、Windows10/11にてスキャンができない


・スキャンをE-MAILで送信したい
・PC-FAX受信設定

【簡単設定windows10/11の場合(動作しない場合は、下記の詳細を確認お願い致します)】
■共有の詳細設定■
スタートボタンを右クリニック→ネットワーク接続を選択→共有オプションを選択

★windows10/11共通
スタートボタンを右クリニック→「エクスプローラー」を開く→左側メニューの「ネットワーク」を右クリックし
「プロパティ」を開くと、「ネットワークと共有センタ」が開きます。左側の「共有の詳細設定」を開く
「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェックが入っているか確認します。
チェックが入っていない場合はチェックを入れます

最下段にある「すべてのネットワーク」の右端の丸いボタン(V)
を選択します。
「パスワード保護共有」の設定を確認します。
「有効」の場合は「無効」へ変更し、「変更の保存」

■共有フォルダ(送信先フォルダ設定)■
スタートボタン右クリニック→エクスプローラー→左メニューのPCを選択→
デバイスとドライブのCドライブを開く

Cドライブのルートに、スキャナが入るフォルダを作成する。

Cのなにもない場所で右クリニック→新規作成→フォルダ

フォルダ名 scan

作成したフォルダを開き、上のバーの「共有」→「特定のユーザー」を選択

「Everyone」を選択し、追加。
アクセス許可のレベルを「読み取り、書き込み」に変更し、共有(H)をクリック

個別の項目の「\\PC名\scan」のPC名がコマンドセンタのホスト名になりますのでメモしていただく
最後に終了をクリック

■コマンドセンタに必要項目入力■
ブラウザ上で、コマンドセンタを開く

IPアドレスは、機器のホーム→機器情報で確認可能
ホーム画面ない場合は、詳細
4、SMBアドレス帳登録
(コマンドセンタ)へ


「アドレス帳管理」メニューの「本体アドレス帳」を選択し、
「追加」をクリックします
旧機種の場合は、基本-アドレス帳管理→個人追加


名前→使用する方の名前等を入力
名前(フリガナ)→半角でフリガナ入力
SMB :
ホスト名→共有フォルダ作成時、確認したPCを名を入力
または設定するPCのIPアドレス

ポート番号→そのまま変更しない
パス →Cドライブに設定したフォルダ名
例 scan

ログインユーザー名、 ログインパスワード
お客様がPC起動時、ユーザー名、パスワードで起動している場合は入力

不明な場合は、ログインユーザー名;1
パスワードの部分は、削除する

入力後、「テスト」をクリックして、「サーバーとの接続が成功しました」
であれば下段の「設定」をクリックし完了
テストボタンない場合は、いったん設定して、複合機本体から
動作試験お願いします。


【詳細説明】
1、ネットワークの設定確認
(共有の詳細設定確認等)

コントロールパネル(「Windows」キー+「i」キーで開きます)
→「ネットワークとインターネット」の「ネットワークの状態とタスクの表示」
→ネットワークと共有センターをクリックします。

カテゴリー表示の場合は
「ネットワークの状態とタスクの表示」を、
アイコン表示の場合は「ネットワークと共有センター」をクリックします。

☆Windows7の場合、アクティブなネットワークの表示が、「社内ネットワーク」
になっているか、確認します
なっていない場合はクリックして社内ネットワークに変更します。 
☆Windiows10/11の場合
「ネットワークとインターネットの設定」を開き、プロパティをクリック
「パブリック」になっていた場合は、「プライベート」に変更します。

次に、左側メニューの「共有の詳細設定」の変更をクリック

「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの
共有を有効にする」にチェックが入っているか確認します。
チェックが入っていない場合はチェックを入れ、「変更の保存」
をクリックします。

最下段にある「すべてのネットワーク」(Windows7の場合は、
同じプロファイルの下のほうにあります)の右端の丸いボタン(V)
を選択します。
「パスワード保護共有」の設定を確認します。
「有効」の場合は「無効」へ変更し、「変更の保存」を押します


2、アドレス帳登録に必要な情報確認

* 3の共有フォルダ作成時に、ホスト名は確認できますので、省略しても可
コマンドプロンプト(検索などでcmdと入力して開く)で、
PC名、ホスト名を確認する。

net config workstation と入力します。

C:\> net config workstation

コンピューター名
→(マシンのコンピュータ名、\\で表示)

フル コンピューター名
→(マシンのコンピュータ名、ドメイン名付きで表示)

ユーザー名
→(ログインユーザー名)

アクティブなネットワーク (ワークステーション)
→(GUIDで表示される。)

ソフトウェア バージョン→(OSの種類)
ワークステーション ドメイン→(NetBIOS ドメイン名)
ログオン ドメイン →(NetBIOS ドメイン名)


またはコマンドhostnameを入力

C:\Users\Owner>hostname
TEST-PC ←(アドレス帳に登録するホスト名です)

C:\Users\Owner>←(Ownerの部分がアドレス帳に登録するログインユーザー名です。

念のためコマンドipconfig でPCのIPv4アドレスを確認しておきます。
上記のホスト名で入力した際エラーになる場合、代わりに入力します。

3、共有フォルダの作成確認

Cドライブのルートに、スキャナが入るフォルダを作成する。

フォルダ名 scan

作成したフォルダを開き、上のバーの「共有」→「特定のユーザー」を選択

「Everyone」を選択し、追加。
アクセス許可のレベルを「読み取り、書き込み」に変更し、共有(H)をクリック

個別の項目の「\\PC名\scan」のPC名がコマンドセンタのホスト名になります。
最後に終了をクリック
(確認する場合は、共有パスを他のPCの「ファイル名を指定して実行」に入力しアクセスできるか確認)


4、SMBアドレス帳登録
(コマンドセンタ)
まず複合機のIPアドレスを調べる
・ステータスページを確認する
1)「システムメニュー」キーを押します。
2)「レポート」→「レポート印刷:次へ」-「ステータスページ:印刷」-「はい」を選択します。
3)出力されたレポートの「ネットワーク」-「IPv4」-「IPアドレス」を確認してください。
・システムメニューを確認する
1)「システムメニュー」キーを押します。
2)「システム」→ログインユーザー名とログインパスワードを入力し「OK」を押します。
3)「ネットワーク設定:次へ」-「TCP/IP設定:次へ」を選択します。
4)「IPv4設定」の項目に表示されているIPアドレスを確認してください。
・プリンタードライバーのプロパティを確認する
1)プリンタードライバーのプロパティ画面を開きます。
2)「ポート」タブを選択します。
3)「ポートの構成」を選択します。
4)「プリンタ名またはIPアドレス」に表示されているIPアドレスを確認してください。

新機種の場合
・ホーム画面から確認する
1) ホーム画面を開きます。
2) 画面下部の「機器情報」アイコンを押します。

コマンドセンターへアクセス
ブラウザより、複合機のIPアドレスでアクセス
ログインが必要な機種の場合、
パスワード admin00

「アドレス帳管理」メニューの「本体アドレス帳」を選択し、
「追加」をクリックします
旧機種の場合は、基本-アドレス帳管理→個人追加


名前→使用する方の名前等を入力
名前(フリガナ)→半角でフリガナ入力
SMB :
ホスト名→2の「net config workstation」で表示確認した
コンピュータ名か、「hostname」で確認したホスト名
またはIPアドレス

ポート番号→そのまま変更しない
パス →Cドライブに設定したフォルダ名
例 scan
ログインユーザー名 →2で確認したログインユーザー名
ログインパスワード→パスワードある場合は入力、ない場合は削除する 入力後、「テスト」をクリックして、「サーバーとの接続が成功しました」
であれば下段の「設定」をクリックし完了
テストボタンない場合は、いったん設定して、複合機本体から
動作試験お願いします。
テストをクリック後、エラーの場合、いったん設定を完了し
本体よりスキャナーして本体液晶に出る4桁のエラーコードを確認
(エラーレポートにはコードは記載されていません)


5、スキャナ送信先がNAS(サーバー)の場合
NASのスキャナー保存先のパスを確認します。
◆確認方法
1)スキャナー送信用のフォルダーを開きます。
2)アドレスバーで右クリックし「アドレスの編集」を選択するか、
アドレスバーの空白部分をクリックします。
フォルダーのパスが表示されます

3)表示されたパスの情報を確認し、
コマンドセンターに登録します。

例:\\192.168.1.200\share\scan
→ ホスト名:192.168.1.200 パス:share\scan

ログインユーザー名、パスワード
→ NASに登録しているユーザー名とパスワード

※不明の場合は
ログインユーザー名→「guest」
ログインパスワード→「」(空白)で設定


6、トラブルシューティング
ログインユーザー名が、全角(日本語など)で設定できない場合
最近の機種は、パスワード保護共有を無効にし、コマンドセンターに
ログインユーザー名、パスワードともに admin と入力すると、可能になる場合があります。

上記で不可の場合は、ユーザーアカウントを追加する方法があります
(パソコンの設定が変わってしまいますので注意が必要)

TIPS:Windows PCのネットワークからSMBの端末が見つからない場合の設定確認
困ったときは(PDFファイル)

■送信エラー:1101が表示された場合
【原因】
アドレス帳(SMB)のホスト名に登録しているPC名の名前解決が
できていない場合に、表示されます。
ファイヤーウォールで阻害されている可能性もあります。
旧機種の場合、OSによってはポート番号が遮断されている

【対策】
本体およびPCを再起動する
アドレス帳のホスト名と送信先のコンピューター名が一致しているか確認する
アドレス帳のホスト名をPCのIPアドレスに変更する
アクティブなネットワークが「パブリックネットワーク」の場合は
「ホームネットワーク」または「社内ネットワーク」へ変更する(Windows7の場合)
共有の詳細設定を再確認する。
ファイヤーウォール設定を確認する。
コマンドセンターのアドレス帳のポート番号を139から445に変更する

■送信エラー:1102/1103が表示された場合
【原因】
・スキャンデータを保存するフォルダーの共有設定に問題がある
・アドレス帳(SMB)の「パス」「ログインユーザー名」「ログインパスワード」
に誤りがある、ドメイン環境だがログインユーザー名にドメイン名が含まれていない。
【対策】
・Windows10の場合は、パスワードの保護共有が有効になっていれば、無効にする。
・共有フォルダーのアクセス権が変更(書込み)以上の権限で設定されているか確認する
・フォルダーを移動した場合は共有設定が解除されているため再度共有設定を行なう
・フォルダーの名前を変更した場合は再度共有設定を行ない、アドレス帳のパスを変更する
・PCのログインパスワードを変更した場合はアドレス帳のログインパスワードを変更する
・ドメイン環境の場合は、ログインユーザー名に、ドメイン名\ログインユーザー名を入力する。
ドメイン環境かどうかを確認する方法は、コマンドプロンプトで「net config workstation」で確認できます。
ログオンドメイン名とフルコンピュータ名が同じの場合は、ドメイン環境ではありません。


■送信エラー:2101が表示された場合
原因:
1.アドレス帳(SMB)のホスト名に登録しているIPアドレスと
PCの現在のIPアドレスが一致していない
2.セキュリティーソフトのファイアウォールの影響を受けている
3.ネットワークの障害が発生している

対策:
1.アドレス帳(SMB)のホスト名に登録しているIPアドレスを現在の
IPアドレスに変更する
2.セキュリティーソフトのファイアウォールの例外(信頼制御)設定
などを行なう
3,LANケーブルの抜き差し、本体・PC・HUBなどの再起動などを行なう

■送信エラー:2203が表示された場合
原因:
セキュリティーソフトまたはWindowsファイアウォールの影響を受けている

対策:
セキュリティーソフトのファイアウォールの「ファイルとプリンターの共有」
に関する設定を確認する。
Windowsファイアウォールの例外設定の「ファイルとプリンターの共有」に
チェックが入っているか確認する。


7、Windows10/11にてスキャンができない
Windows10でスキャナがエラーで使用できない場合、Windowsアップデートにより設定が
変わってしまったことが原因の可能性があります。
★windows11の場合(SMB/パブリックネットワークになっていた場合の、変更方法) へ
以下の手順に沿って設定変更後にスキャンが使用できるかご確認ください。
1. パスワード保護共有の無効
Windowsのパスワード保護共有が有効化されてスキャンができなくなります、以下に沿って無効化してください。

・ スタートボタンを右クリックする
 開いたメニューの一覧より「ネットワーク接続(W)」をクリック

・右側のネットワークの設定の変更の項目の「共有オプション」
 をクリック

 ・一番下のすべてのネットワークをクリック
 
 ・最下部のパスワードの保護共有が有効になっていた場合、「無効」にする

 ・「変更の保存」をクリックし、スキャナできるか、確認

     不可の場合は、下記の2へ


    2.SMB1.0/CIFSファイル共有のサポートの機能有効化
2018年1月以降に発生する機能無効化を以下に沿って再有効化します。

コントロールパネルを表示させます。

・ スタート」をクリックし「W」項目にある「Windowsシステムツール」を選択します
  「Windowsシステムツール」内の「コントロール パネル」をクリックします

・プロブラムをクリックし、「プログラムと機能」の中の
  「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

  ・「Windowsの機能」画面が開きますので、「SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート」
  の左側の[+]をクリックして展開します。
クリックして展開した中の3項目すべてにチェックを入れます。
Windows構成が進みますので、しばらくすると元の画面に戻ります。設定をOKで終了します。
その後、パソコンを再起動してください。(重要)

パソコンの再起動が終わりましたら、スキャンができるかをお試しください。

改善されない場合は、セキュリティソフトの原因の可能性もあります。
その場合は、一度セキュリティソフトを無効化してお試しください。
セキュリティソフトを無効化することで改善される場合は、セキュリティソフトの設定が必要になりますので、ソフト購入元等にお問い合わせください。

その他TIPS
・【KXドライバーインストール後、PCのCPU使用率100%になり動作が重くなる際の解消法】
プリンターのプロパティを開く
   ↓
ポートからポートの構成を開き、「SNMPステータスを有効にする」をOFFにする。
   ↓
「双方向サポートを有効にする」をOFFにする。
   ↓
デバイス設定から自動設定を選択。「サイレント自動設定」をOFFにする。
   ↓
タスクマネージャーから「KACT2」のプログラムを削除。
部門管理設定
ページTOPへ
SASTOPへ